【大阪】太田和美選手のデータ
所属 | 登録番号 | 登録期 | 級別 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
大阪支部 | 3557 | 69期 | A1級 | 自在 |
勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 出走回数 | 優出回数 |
7.79 | 60.90% | 79.47% | 151回 | 7回 |

太田和美(おおた かずみ)選手は、大阪支部に所属するA1級の競艇選手。第69期生で、同期に田中信一郎選手、野添貴裕選手、仲口博崇選手、山本浩次選手、福田雅一選手など、数多くのSG・G1レース覇者を輩出していることから、「華の69期生」と呼ばれている。弟子に丸岡正典選手がいる。また、太田和美選手は、シアトル・マリナーズ所属していた野球選手・イチロー選手に容姿が似ていることから、「水上のLaser Beam(レーザービーム)」とも呼ばれている。
太田和美選手は、1991年11月7日に地元住之江競艇場でプロデビューし、初出走ながら2着。さらにデビュー節でいきなり優出(2着・2着・1着・2着・1着で優出し、優勝戦は5着)しており、「怪物くん」と称されていた。
1996年9月26日の若松競艇場の周年記念競走「全日本覇者決定戦」でG1初優勝を果たし、1998年12月23日に住之江競艇場で開催された「第13回賞金王決定戦」で5コースカドから豪快にまくりSG初優勝を果たした。その後しばらく低迷が続いていたものの、2002年と2004年の賞金王シリーズ戦を制覇、2005年の全日本選手権競走で優勝した。さらに2012年と2013年で、グランドチャンピオン決定戦競走を連破している。これは史上11人目であり、グランドチャンピオン決定戦競走では2人目の快挙となる。
2018年前期は、出走回数(90走)不足により初めてA1からの転落となった。これまで22年44期連続A1を維持していた。
太田和美選手の特徴・得意なコース
続いては、太田和美選手の得意なコースを見ていこう。
太田和美選手は豪快といえるイン逃げやまくり、まくり差し、そして巧みな差しといった自在なテクニックを駆使してくる。基本的なコース取りは枠なりがほとんどであり、生粋の自在型の選手と言える。平均スタートタイミングは0.16で、SGクラスの競艇選手の中では平均的である。
また、太田和美選手は、地元である住之江競艇場の水面を得意としており、同場で開催される高松宮記念特別競走において無類の強さを誇り、2001年・2005年・2006年・2009年と4度優勝している。SGやG1競走において優勝争いに絡んでくる競艇選手であるため、良いモーターを引き当てた節のレースでは注目すべき選手である。
太田和美選手の優勝歴
SGの優勝歴
- 第13回賞金王決定戦 – 決定戦(1998年12月23日・住之江競艇場)
- 第17回賞金王決定戦競走 – シリーズ戦(2002年12月23日・住之江競艇場)
- 第19回賞金王決定戦競走 – シリーズ戦(2004年12月23日・住之江競艇場)
- 第52回全日本選手権競走(2005年10月30日・住之江競艇場)
- 第22回グランドチャンピオン決定戦(2012年6月24日・芦屋競艇場)
- 第23回グランドチャンピオン決定戦(2013年6月30日・常滑競艇場)
- 第17回チャレンジカップ(2014年11月30日・住之江競艇場)
G1の優勝歴
- 開設44周年記念 全日本覇者決定戦(1996年9月26日・若松競艇場)
- 開設46周年記念 京極賞(1998年6月4日・丸亀競艇場)
- ダイヤモンドカップ(1998年9月8日・蒲郡競艇場)
- 第29回高松宮記念(2001年10月9日・住之江競艇場)
- 開設52周年記念 つつじ賞王座決定戦(2004年4月18日・津競艇場)
- 第48回近畿地区選手権(2005年2月22日・三国競艇場)
- 第33回高松宮記念(2005年10月4日・住之江競艇場)
- 第34回高松宮記念(2006年10月3日・住之江競艇場)
- 第37回高松宮記念(2009年9月9日・住之江競艇場)
- 開設57周年記念 北陸艇王決戦(2010年9月13日・三国競艇場)
- 開設59周年記念 海の王者決定戦(2011年5月18日・大村競艇場)
- 開設60周年記念 京極賞(2012年9月23日・丸亀競艇場)
- 開設61周年記念 京極賞(2013年7月18日・丸亀競艇場)
- 開設60周年記念 トーキョー・ベイ・カップ(2014年5月18日・平和島競艇場)
- 第58回 近畿地区選手権(2015年2月11日・びわこ競艇場)
- 開設63周年記念北陸艇王決戦(2016年4月24日・三国競艇場)
G2の優勝歴
- なし