【大阪】田中信一郎選手のデータ
所属 | 登録番号 | 登録期 | 級別 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
大阪支部 | 3556 | 69期 | A1級 | 自在 |
勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 出走回数 | 優出回数 |
7.50 | 55.00% | 72.09% | 129回 | 4回 |

田中 信一郎(たなか しんいちろう)選手は、大阪支部に所属するA1級の競艇選手。第69期生で、同期に太田和美選手、野添貴裕選手、三嶌誠司選手、仲口博崇選手、山本浩次選手がおり、数多くのSG・G1覇者を輩出していることから、「華の69期」と呼ばれている。
田中信一郎選手は、1991年11月7日に地元住之江競艇場でデビューを果たしており、1996年1月に下関競艇場で開催された新鋭王座決定戦でG1初優出している。この時の結果は2着。1999年3月に児島競艇場で開催された総理大臣杯にてSG初優出を果たした。この年はSG優出が1回のみであり未優勝であったが、年末の賞金王決定戦に初出場した。
2000年6月に鳴門競艇場の周年記念競走にてG1初制覇、翌2001年12月に住之江競艇場で開催された賞金王決定戦にてSG初制覇を果たした。これにより自身初の賞金王となった。2004年12月の賞金王決定戦競走では前年に引き続き優勝。連覇と3勝という成績は野中和夫選手と植木通彦選手以来史上3人目の快挙となる。
2009年3月に住之江競艇場で開催された一般戦にて、全7戦を優勝したことにより自身初となる完全勝利を達成した。しかし、2011年11月に大村競艇場で開催されたチャレンジカップ競走の準優勝戦にてスタート事故を起こしてしまい、SG4節とフライング休み後G1競走とG2競走3ヶ月の除外を受けてしまう。
2014年5月に平和島競艇場で開催された周年記念競走においてデビュー通算1,500勝を達成した。
田中信一郎選手の特徴・得意なコース
続いては、田中信一郎選手の得意なコースを見ていこう。
田中信一郎選手は暮れの大一番に位置付けられている賞金王決定戦(グランプリ)を3度も制覇しており、歴代最多タイの記録を保持している。地元である住之江競艇場のコースを得意としていることも考えられるが、3度も制覇している実力は間違いなく、勝負強さが光る。
田中信一郎選手の特徴として、進入コースは基本的に枠なりで、1コースに入った時に強さがあるからと、強引な前づけを行なうことは滅多にない。イン逃げの競艇選手というよりは自在型の選手と言えるだろう。平均スタートタイミングは0.14で比較的早いスタートタイミングとなっている。しかしデータを見てみると、6コースに入った時のみスタートタイミングのみ遅いという特徴がある。
田中信一郎選手で最も際立っているのは、1コースに入った時のイン逃げからの1着の奪取力である。3連単までを考えると、1コースに入った時は無類の強さを発揮する。しかしその他のコースでは、トップレーサーを相手取ると少々力負けしているような印象を受け、1着を獲る確率が低くなる。
田中信一郎選手の優勝歴
SGの優勝歴
- 第16回賞金王決定戦競走 – 決定戦(2001年12月24日・住之江競艇場)
- 第49回総理大臣杯争奪モーターボート記念(2003年8月31日・唐津競艇場)
- 第18回賞金王決定戦競走 – 決定戦(2003年12月23日・住之江競艇場)
- 第19回賞金王決定戦競走 – 決定戦(2004年12月23日・住之江競艇場)
- 第23回賞金王決定戦 – シリーズ戦(2004年12月23日・住之江競艇場)
G1の優勝歴
- 開設47周年記念競走 大渦大賞(2000年6月6日・鳴門競艇場)
- 開設49周年記念競走 競艇キングカップ(2001年9月30日・児島競艇場)
- 開設45周年記念 太閤賞競走(2002年3月31日・住之江競艇場)
- ウェイキーカップ(2003年7月10日・多摩川競艇場)
- 開設47周年記念 太閤賞競走(2004年2月29日・住之江競艇場)
- 第49回近畿地区選手権競走(2006年2月7日・住之江競艇場)
- モーターボート大賞(2006年2月26日・児島競艇場)
- 開設54周年記念競走 大渦大賞(2007年5月24日・鳴門競艇場)
- ダイヤモンドカップ(2007年7月10日・住之江競艇場)
- 第36回高松宮記念特別競走(2008年10月2日・住之江競艇場)
- 第39回高松宮記念特別競走(2011年11月17日・児島競艇場)
- 北陸艇王決戦(2013年6月16日・三国競艇場)
- 第43回高松宮記念特別競走(2015年10月10日・住之江競艇場)
- 開設59周年記念 太閤賞競走(2016年2月25日・住之江競艇場)
G2の優勝歴
- なし