【佐賀】峰竜太選手のデータ
所属 | 登録番号 | 登録期 | 級別 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
佐賀支部 | 4320 | 95期 | A1級 | 自在 |
勝率 | 2連対率 | 3連対率 | 出走回数 | 優出回数 |
8.18 | 65.20% | 77.96% | 118回 | 10回 |

峰 竜太(みね りゅうた)選手は、佐賀支部に所属するA1級の競艇選手。第95期生で、同期に青木幸太郎選手、岡村仁選手、熊谷直樹選手、藤崎小百合選手らがいる。弟子に同じく佐賀支部所属の山田康二選手とその同期の上野真之介選手、元アマチュア野球選手の安河内将選手がいる。
峰竜太選手は、佐賀県立唐津西高等学校卒業後にやまと競艇学校(現・ボートレーサー養成所)に入学。やまと訓練生時代には山田哲也選手、岡村仁選手、山口裕太選手と共に95期四天王と呼ばれていた。
卒業後、峰竜太選手は2004年11月10日に地元である唐津競艇場1Rにてデビュー、2着に入る。デビューから22走目にあたる同年12月30日の福岡競艇場1Rにてまくって初の1着となり、水神祭を飾った。
2005年11月の唐津競艇場での一般戦にて初優勝を挙げ、2007年1月には平成18年度最優秀新人選手として表彰された。
2007年1月13日に唐津競艇場で開催された「全日本王者決定戦 開設53周年記念」でG1初出走、同年5月29日に住之江競艇場で開催された「第34回 笹川賞」でSG初出走を果たした。
2009年1月に芦屋競艇場で開催された「第55回 九州地区選手権」で逃げによりG1初優勝を飾り、2011年5月に尼崎競艇場で開催された「第38回 笹川賞」でSG優出をした。
2017年7月17日に丸亀競艇場で開催された「第22回オーシャンカップ」でインから逃げ切り、自身11回目の優出にしてSG初優勝を飾った。その後「第64回 全日本選手権競走」で優出し4着に入り、「第32回 賞金王決定戦競走」でも決定戦初優出を果たしている。
峰竜太選手の特徴・得意なコース
続いては、峰竜太選手の得意なコースや特徴を見ていこう。

峰竜太選手の特徴と言えば、何と言ってもサイドの掛け方と乗艇姿勢などが独特なターンだ。多くの競艇選手はサイドを掛けてターンしているのだが、峰竜太選手の場合はあまりサイドを掛けずにターンしている。これは、高校時代にヨット部に所属していたことに由来している。
このターンを取得する前の峰竜太選手は、メンタル面で弱く涙もろいことから「泣き虫王子」と称されていた。しかし、このターンを取得してからはターンやレースに対する自信がついたようで、2019年2月現在までにSG2勝・G19勝・G21勝を果たしている。
2018年12月23日に住之江競艇場で開催された「第33回グランプリ」(5日目)の12Rでは、5号艇での登場でありながらも、ターンマークを直角に入っていくようなターンによって1着に入った。これにより1号艇で優勝戦進出を果たし、イン逃げを決めて自身初のグランプリ優勝を飾ったほか、この優勝によって獲得賞金が2億円を突破したことにより賞金王に確定した。
≪2018年12月23日「第33回グランプリ」12Rのレース動画≫
また、峰竜太選手は3年連続で最高勝率を叩き出している。以前は前述のとおりメンタル面で弱いことから、大一番で勝てないこともあったが、今回のグランプリでメンタル面を克服できたと考えてもいいだろう。
峰竜太選手の平均スタートタイミングは0.13と非常に早いスタートタイミングとなっており、スタート後の捌き、道中の追い上げをかなり得意としていることが挙げられる。それにより安定的かつ高い勝率を叩き出している。
峰竜太選手の進入コースは基本的に枠なり進入で、狙える時はとことんインコースを狙ってくるという特徴がある。峰竜太選手は独得なターンを武器としており、どのコースからのスタートでも1着を狙えるほどの実力を持っている。
勝率は8.18と高い数値であり、SGやG1競走でも安定して1着や連に絡んでくる力があるため、峰竜太選手が出場するレースは注目である。
峰竜太選手の優勝歴
SGの優勝歴
- 第22回オーシャンカップ(2017年7月17日・丸亀競艇場)
- 第33回グランプリ(2018年12月24日・住之江競艇場)
G1の優勝歴
- 第55回九州地区選手権競走(2009年2月3日・芦屋競艇場)
- 第40回高松宮記念特別競走(2012年10月19日・住之江競艇場)
- 開設59周年記念 浜名湖賞(2013年1月17日・蒲郡競艇場)
- 開設64周年記念 全日本王座決定戦(2016年9月18日・芦屋競艇場)
- 開設61周年記念 太閤賞競走(2017年6月15日・住之江競艇場)
- 開設65周年記念 全日本王座決定戦(2017年12月11日・芦屋競艇場)
- 開設64周年記念 競帝王決定戦(2018年6月14日・下関競艇場)
G2の優勝歴
- 男女バトル児島モーターボート大賞(2014年4月26日・児島競艇場)